「水曜日の小劇場ワークショップ」に潜ってみた(犬と串・モラルさん編)

皆さんこんにちは。演劇オタクのジンさんこと神宮寺です。

突然ですが、わたくし(営業スマイル天パメガネ)はENBUゼミナールという演劇の養成学校に来ています(通称ENBUゼミ)。

こちらのENBUゼミさんで「水曜日の小劇場ワークショップ」という、カンパネラダウンタウンもびっくりの激アツワークショップが開催されると聞き、勝手に駆けつけました。


「水曜日の小劇場ワークショップ」とは?

①毎週水曜日の15時から3時間だけ開催されるワークショップ。

②講師は毎回異なり、小劇場を中心に活躍している作家や演出家を招いている。

③一日完結の講座なので、料金は3000円と非常にお手軽なお値段。

という、野口英世3人でいいとこどりの、とってもお得なワークショップなのである!


(よし、こんな感じで宣伝しときゃ大丈夫だな…)

(宣伝のために取材するっていう名目があれば、3000円払わずに講座受けられるし…)

(やっべやっべ、心の声漏れるとこだったわ。営業スマイル、営業スマイル。

神宮寺の笑顔の理由がわかったところで、さっそく講師のご紹介です!

もうお気づきの方もいらっしゃると思います。

そう、わたくしのTシャツに書かれているあのマークは…。

犬と串…っ!!!

ということで、

「水曜日の小劇場ワークショップ」記念すべき第1回の講師は、犬と串主宰のモラルさんです!


犬と串とは?

2008年6月、早稲田大学演劇研究会を母体に旗揚げされた劇団。 

旗揚げ当初より激しいスピードと運動量で不条理なギャグを次々と繰り出すナンセンス・コメディを得意とするが、 

2013年に突如「シーズン2」を宣言。 

以降、作・演出モラルのセンチな内面世界を掛け合わせた、新しいナンセンスの形を模索している。 

としていたが、2015年8月に行われた前回公演『ハワイ』で「新本格コメディ」をキーワードとした「シーズン3」を宣言。

何をしでかすか全く予想のつかない、最強コメディ集団なのである。


今回は、ナンセンスコメディを作り続けてきたモラルさんが、

ナンセンスコメディを 単なる「意味がわからない」もの から 「意味がわからないけど面白い」もの にするための正解

を、台本を使いながら教えます。

 

水曜日の小劇場ワークショップ、スタート!!

参加者に配られたのは、犬と串で過去に上演された短編『新宿 ~SHINJUKU~』の台本。

ハードボイルド×ラーメンの組み合わせ、宙に舞う生麺などが話題を呼んだ公演である。


まずは流れを知るために全員で役を分担して台本を読んでみました。

パワフルな俳優陣だらけの犬と串の台本。読むだけでもかなり身体を使います。

参加者の皆さんの表情を見てみると…

「半信半疑 画像」の検索結果みたいな顔しちゃってます。)


(右の彼、思わず口に手を当ててますね。口に手を当てることってなかなか無いよね。

参加者の表情を見て、明らかに何かを察したモラルさん。

ホワイトボードに人物相関図を書き、物語の世界観を丁寧に説明。

「めちゃくちゃムズカシそう…」と言っていた参加者の表情がだんだんと柔らかくなっていきます。


一見ハチャメチャだけに思えたギャグの構造が、「なぜ面白くなるのか」を考えることで、全く見え方が変わる。

これぞモラルマジック…!

そして、再び台本を読んでみます。

モラルさんからセリフ一行、単語一つごとにイントネーション、音の強弱、感情などの細かい演出がついていく。

何回か読んで解釈がずれているようであれば、「なんとなく」から「完璧に」理解できるまで言葉を交わしてじっくり考える。


活躍中の演出家からほとんど一対一状態で演出をしてもらえる、なんて贅沢な講座なのでしょう!

彼の手も口からアゴへ下がりました。

そして最後は、実際に立ってみての稽古…!

ラスト2分くらいのシーンを成立させるために、動きをつけていきます。

モラルさんが参加者にブチ切れているわけではないのでご安心ください。


ちなみに稽古をつけて頂いたシーンは日本語がほとんど登場しないというポケモン声優並の難しさなのですが、そのシーンを何も知らないお客さんが観てもわかってもらえるように、そして笑ってもらえるようにしていきます。

モラルさんの笑い声が聞こえる瞬間も。

講師という教える立場でしたが、演出をつけている時の表情はとても楽しそうでした。


終わりの時間が近づいてきたので、立ち稽古は終了。

最初の半信半疑状態から、3時間でシーンを成立させることが出来ました!


参加者の皆さんからも、

「最初はわけが分からなかったが、最後は面白かった」

「内容を考えて演じると気持ちが出来ていって楽しかった」

といった感想を頂きました!



最後に少しだけ時間が余ったので、モラルさんへの質問コーナーも開催。

参加者の「演劇で食べていけますか?」という率直な質問に、

「どういうふうに食べていくか、誰みたいにやっていきたいのかを考えるといいと思う」と真摯に答える姿が印象的でした。

注目の劇作家・演出家に直接質問をぶつけられるのもこのような講座ならではの魅力ですね!


ということで、



水曜日の小劇場ワークショップ、無事終了!

モラルさん、ありがとうございました!


結論:「水曜日の小劇場ワークショップ」は少人数で3時間みっちり丁寧に教えてもらえるメチャクチャお得な講座!!


「水曜日の小劇場ワークショップ」


◆今後の講師ラインナップ

11月11日(水)15:00~18:00 藤原佳奈(mizhen

11月18日(水)15:00~18:00 鳥皮ささみ(なかないで、毒きのこちゃん

12月02日(水)15:00~18:00 岸野聡子(味わい堂々

12月09日(水)15:00~18:00 奥村徹也(劇団献身

12月16日(水)15:00~18:00 佐藤慎哉(アナログスイッチ


受講料:3000円


詳細・お申込みはこちら↓

https://enbuzemi.co.jp/course/beginner_workshop


以上、フルーツ歴3年半、犬と串親友メンバー(ゴールドカードが目印)の神宮寺がお送りしました!

みんな、ワークショップはお金を払って参加しようね!